小さい頃、隣町に遊びに行った時の事。
毛の色が白で鼻の先が赤い中型犬がいたんですよ。
思わず目があい、ドキッとしました。
眼力が強烈なんですなこれがまた。
その後すぐに目をそらし、少しずつ離れました。
ふと振り返ると…こっちに向かって歩いて来ているじゃあーりませんか!
自然と早歩きになっていました。
それでもまだついてきました。
もう少し早歩きをし、思わず曲がり角を曲がった瞬間!
ダッーーーーーシュ!!!
すると!もちろん犬もダッーーーーーシュ。
走りに走り、たまたま近所に住んでいた河本のお婆ちゃんがいたのですが、そのお婆ちゃんの肩まで駆け登ってしまいました。
お婆ちゃんは犬を追っ払ってくれました。
もちろん泣きましたね。
そのあとお婆ちゃんは僕にバナナをくれました。
かなり犬嫌いになったのは、ほんまそれからです。
もともとあまり得意ではなかったんですけどね。
今でも鼻の先が赤い犬を見るとビビるんですわっはっは。
そしてそんな恐い出来事があってからは、よく河本のお婆ちゃんのところへ一人で遊びに行きました。
バナナを見ると、たまにお婆ちゃんと犬に追い掛けられた時の事を思い出します。
はい今日はおしまい!